RPA(WinActor)導入事例

WinActor導入事例/明確な目的を持った専門組織の発足、持続的活用を促進させた取り組みとは(一般財団法人 国際医学情報センター)

作成者: ヒューマンリソシア株式会社|2022/02/28 4:15:10 Z

──WinActorの展開でとにかく注力したこと

  

一般財団法人 国際医学情報センター様

 

1972年 慶應義塾大学信濃町メディアセンター(北里記念医学図書館)を母体として設立。文部科学省・厚生労働省の認可を受け、2013年に一般財団法人に移行(所管:内閣府)。医学・薬学分野の研究・臨床・教育を情報面でサポートするために、国内外の医学情報を的確に収集・解析し、迅速に提供することを目的としています。

 

 

AI、それから、RPA


――RPAに取り組んだきっかけや導入の背景を教えてください。

小堀 医学・薬学の分野に限らないと思いますが、最近は取り扱う情報量が急激に増えてきていて、いかに効率良く、正確に情報を取り扱うかが課題となっていました。私ども財団でも競合業者との競争力を保つために、当初は最新のAI技術の活用可能性の検証を行いました。ただ、AIは専門性も求められることから、何かより着実に、財団全体で取り組めるものはないかと模索する過程でRPAが浮上しました。そのような中で、財団が50周年を迎えた契機に、専門組織としてBusiness Technology Team(※以下:BT)が発足し、財団全体でのRPA推進業務を始めました。

 

――WinActorを導入したご理由などあれば教えてください。

小堀 やはり、WinActorは技術的ハードルが非常に低いのが大きいですね。ローコードのRPAは他にもありますが、どうしてもプログラミング的な記述を問われることが出て来るのに対して、WinActorは積み木を積み上げる感覚でシナリオを作成できるので非常に取り組みやすいと思います。

また、義務教育でもプログラミング教育の必修化が決まり、時流的に学びやすいプログラミングが広がってきているのもタイミング的に良かったと思います。