2025.12.17-
クラウド型RPAは初期費用を抑えてスピーディーに導入できることが特徴です。
しかし、クラウド型とオンプレミス型の違いがわからない方やどのツールが最適か判断に迷うといった課題に直面する方も少なくありません。
本記事では、クラウド型RPAの仕組みや特徴をご紹介し、メリット・デメリットやオンプレミス型との違いを比較します。
さらに、ツール選定に役立つ6つのチェックポイントとおすすめのクラウド型RPAツール10選をご紹介します。
目次
本章では、RPAの基本的な仕組みと3つの種類についてご紹介します。
まずはRPAの全体像を理解することで、自社に適したタイプを見極めるための判断がしやすくなります。
RPAの種類ごとの特徴を知っておくことは、導入検討時のミスマッチや失敗を防ぐうえでも重要です。
RPAとは、これまで人が手作業で行っていた定型業務を、ソフトウェア上のロボットが自動で実行する仕組みのことです。
たとえば、Excelや基幹システムからデータを集計してレポートを作成し、メールで送信するといった一連の処理を自動化できます。
あらかじめシナリオを設定しておけば、RPAは24時間365日休まず稼働し、人が対応するよりも正確かつ高速に処理を行います。
また、手作業では避けにくい入力ミスや転記ミスといったヒューマンエラーを防ぎながら、正確で安定した業務運用をすることが可能です。
人手不足対策や残業削減にもつながることから、近年は大企業だけでなく中小企業でも導入が進んでいます。
当社がRPA関連サービスの利用企業を対象に実施したアンケート結果※では、従業員数500名以上の企業が先行して複数部門から全社展開へ進んでいる一方、2023年時点では中堅規模の企業でも社内でのRPA利用が拡大してきていることが分かっています。
比較的低コストで、既存の業務プロセスを大きく変えずに現場主導で自動化を進められることから、大企業だけでなく中堅・中小企業でもRPA活用の裾野が広がりつつある様子がうかがえます。
(※当社RPA操作研修受講企業を対象としたアンケート結果より。調査期間:2019年8月~2024年6月)
出典: ヒューマンリソシア株式会社プレスリリース
「『NTTDATA RPA&DX Partner AWARD 2023-2024』にて6年連続となる『販売力部門 第1位』を受賞」(2024年7月18日発表)
RPAには主に「サーバ型」「デスクトップ型」「クラウド型」の3種類があります。
それぞれの特徴を理解することで、自社の規模やIT環境、運用体制に合った導入方法を選びやすくなります。
・サーバ型
自社のサーバ上にRPA環境を構築して運用する方式です。
高度なセキュリティ要件に対応できるため、大企業や金融機関など全社的な大規模運用に向いています。
・デスクトップ型
各社員のPCにRPAツールをインストールして利用する方式です。
スモールスタートしやすく、まずは特定部署や限定的な業務から自動化を始めたい企業に適しています。
・クラウド型
インターネット経由で利用できるRPAでブラウザからアクセスして操作します。
自社でサーバを管理する必要がなく、導入のしやすさや運用負荷の低さが特徴です。
本記事では、この中でもクラウド型RPAを中心に解説します。
3種類の違いを詳しく知りたい方は、以下のコラムをご覧ください。
RPAの種類を比較!デスクトップ型・サーバ型・クラウド型の違いを解説
詳細はこちらをご覧ください
前章ではRPAの主な3種類をご紹介しましたが、導入形態は大きく「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つに大別されます。
オンプレミス型とは、サーバ型やデスクトップ型のように、自社内にサーバやPCを設置して運用する形態を指します。
RPAを導入する際には、クラウド型とオンプレミス型のどちらが自社に適しているかを見極めることが重要です。
本章では、両者の違いを比較しながら、それぞれの特徴をご紹介します。
クラウド型RPAは、インターネット上のクラウド環境で動作するRPAです。
自社でサーバを構築する必要がなく、WebブラウザからRPAへログインするだけで利用することが可能です。
処理の実行やロボットの管理はすべてクラウド上で完結し、アップデートや保守は提供会社が自動で行います。
提供形態としては、SaaS型が一般的で、買い切り型ではなく、利用期間に応じて費用を支払うサブスクリプションモデルが主流です。
必要なライセンス数に応じてスモールスタートできる点も特徴です。
また、インターネット環境があればオフィスはもちろん、自宅や外出先からでもアクセス可能なため、リモートワークにも対応しやすい運用方式です。
導入スピードが早く初期費用を抑えられることから、RPAをまず試してみたい企業にも適しています。
クラウド型RPAとオンプレミス型RPAは、いずれも業務の自動化を実現できる点は同じですが、導入コスト・運用体制・セキュリティ要件などに大きな違いがあります。
クラウド型は初期費用を抑えてスピーディーに導入できることが特徴で小規模導入や試験運用にも適しています。
一方、オンプレミス型は自社サーバ上で運用するため、高度なセキュリティ要件に対応しやすく、細かなカスタマイズにも柔軟に対応できます。
以下の表で両者の特徴を比較しています。
自社の体制・予算・セキュリティ基準に照らし合わせながら、どちらが適しているか検討してみましょう。
| 項目 |
クラウド型RPA | オンプレミス型RPA |
|
費用感 |
・サブスクリプション方式で利用可能 |
・導入時にサーバ構築費が発生
|
|
導入速度 |
アカウント発行後すぐに利用開始できる |
サーバ設定や環境構築に時間がかかる場合がある |
|
運用・保守 |
・提供会社がアップデートや保守を自動で実施 |
・自社でバージョン管理・保守対応が必要 |
|
カスタマイズ性 |
・標準機能中心で自由度は低い |
自社環境に合わせた高度な設定・制御が可能 |
|
セキュリティ |
・クラウド提供会社のセキュリティ基準に依存する |
社内ネットワーク内で完結でき、高いセキュリティ要件にも対応可能 |
|
場所 |
・インターネット環境があれば、どこからでも利用可能 |
社内ネットワーク内での利用が基本 |
自社のITリソースや運用負荷も考慮しながら、最適な種類を選びましょう。
クラウド型RPAに興味はあるものの、どんなメリットがあるのか具体的にイメージできないことや、社内提案に必要な説明材料が不足していると感じている方は少なくありません。
本章では、導入検討の判断材料となるクラウド型RPAの5つのメリットを整理してご紹介します。
メリットを理解することで、社内の合意形成や導入検討をスムーズに進めやすくなります。
クラウド型RPAは、月額のサブスクリプション方式で利用できるため、初期費用を抑えて導入できます。
サーバ型のようにハードウェアの購入や構築が不要で、必要なのはインターネット環境とPCだけです。
コストが高くて上層部に提案しづらいといった導入ハードルを下げられるため、限られた予算でもスモールスタートが可能です。
まずは一部の業務から試験的に自動化をはじめ、効果を見ながら徐々に適用範囲を拡大する段階的な導入にも適しています。
費用対効果を重視しながら、無理のない形で業務自動化を進めたい企業にとって、クラウド型RPAは非常に導入しやすい選択肢といえるでしょう。
クラウド型RPAは、インターネット環境さえあれば自社サーバを構築せずに利用を開始できる点が大きな特徴です。
サーバ型のようにシステム設定やネットワーク整備を行う必要がなく、アカウントを発行すればすぐに活用できます。
社内のIT担当者のサポートを待たずに現場主導で導入を進めやすく、導入スピードに優れているのがメリットです。
専門的な知識がなくても初期設定が行いやすい点も支持されています。
まずは試験導入から始めたい場合やスピード感を持って業務改善を進めたいという企業にとって、クラウド型RPAは適しています。
クラウド型RPAは、基本的な設定・管理をWebブラウザ上から行えるため、場所や端末を問わずアクセスしやすいのが特徴です。
インターネット環境さえあれば、オフィスはもちろん、在宅勤務や出張先からでも同じように業務を自動化できます。
たとえば、経理担当者がリモートワーク中でも請求書発行やデータ集計を自動で進められるため、処理のためだけに出社する必要がなくなります。また、担当者が不在でも業務が滞りにくくなり、チーム全体の生産性を向上させることが可能です。
働き方改革やリモートワークへの対応が進む中で、時間や場所に縛られずに業務を進められるクラウド型RPAは、多くの企業にとって有効な選択肢となります。
クラウド型RPAは、アップデートや保守対応を提供会社が自動で実施するため、利用者側でのメンテナンスが不要です。
サーバ型のように管理や障害対応を行う必要がなく、IT担当者の負担を大きく軽減できます。
利用者は運用管理に時間を割かれることなく活用に専念できるため、運用コストを削減できます。
また、クラウド上で常に最新バージョンが提供されるため、新機能の追加やセキュリティ強化も自動的に反映され、安心して利用を続けられることが特徴です。
IT人材不足や運用負担の課題を抱える企業にとっても長期運用しやすい点は、クラウド型RPAの大きな利点といえるでしょう。
クラウド型RPAには、画面上のメニュー選択やドラッグ&ドロップなどの操作を中心にシナリオを作成できる製品も多く、複雑なプログラミング言語を一から習得する必要はありません。
経理・総務・営業事務など、ITスキルに不安のある社員でも自ら自動化を進められるため、現場主導で業務改善を推進しやすくなります。
専門部署やIT担当者に依存せずに運用できる点は、クラウド型RPAの大きな魅力です。
ただし、具体的な操作性や習熟のしやすさはツールによって異なるため、導入前にトライアルやデモを通じて「自社の担当者にとって扱いやすいか」を確認しておくことが重要です。
クラウド型RPAは手軽に導入できる一方で、デメリットや注意点を理解しないまま導入すると失敗につながる可能性があるため注意しましょう。
たとえば、自動化したい業務に対応できなかったり、セキュリティ要件を満たせず社内承認が下りなかったりするケースも考えられます。
本章では、導入前に押さえておくべきクラウド型RPAのデメリットをご紹介します。
クラウド型RPAは、提供会社が用意した機能やUIの範囲で利用する仕組みです。
オンプレミス型のように、自社の業務フローに合わせてRPAツールそのものをカスタマイズしたり、機能を拡張したりすることは難しい場合があります。
ただし、標準機能の範囲でも多くの定型業務は十分に自動化できます。
まずは自動化したい業務を整理し、標準機能で対応できる領域から導入を始めましょう。
クラウド型RPAは、外部のクラウドサーバ上でデータを処理する仕組みのため、セキュリティ対策は提供会社の運用ポリシーに依存します。
社内情報をクラウドサーバ上に預けることに不安を感じる企業や経営層も少なくありません。
特に顧客情報など機密性の高い情報を扱う場合は、信頼性を重視した導入判断が求められます。
しかし、適切なベンダーを選定することでリスクを大きく軽減することができます。
導入前には「通信の暗号化」「アクセス制御」「多要素認証」などの基本的なセキュリティ機能が備わっているかを確認しましょう。
さらに、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証などの取得状況を確認することで、ベンダーがどの程度セキュリティ対策に取り組んでいるかを客観的に判断できます。
クラウド型RPAは、Webブラウザ上での操作を自動化することを得意としています。
一方、オンプレミス型(デスクトップ型など)が強みを持つローカルPC内での複雑なファイル操作や社内ネットワーク内の基幹システムの処理には対応が難しい場合があります。
たとえば、社内ネットワークでしか利用できない基幹システムへのデータ入力などは、クラウド型RPAだけでは自動化できないケースがあります。
まずはWebアプリやクラウドサービス上の定型作業を中心に自動化し、効果を確認しながら段階的に導入を進めていくのがおすすめです。
クラウド型RPAは多くのサービスが提供されており、何を基準に選べばよいのか分からないことや比較に時間をかけられず検討が進まないと悩む企業は少なくありません。
本章では、ツール選定で押さえておきたい6つの判断ポイントをご紹介します。
選定基準を明確にすることで、自社に最適なRPAツールを効率よく比較・検討できるようになります。
クラウド型RPAの導入では、自社の規模や予算に合わせてコストと費用対効果を見極めることが重要です。
RPAツールは、初期費用が発生するもの・月額課金制や年額契約のもの・ライセンス数に応じた従量課金制など、サービスごとに料金体系が大きく異なります。
費用対効果を十分に検討しないまま導入してしまうと、「思ったほど業務改善につながらない」「コスト負担だけが残る」といった状況に陥るかもしれません。
最初は小規模から運用を開始し、効果を確認しながら段階的に拡大することがポイントです。
料金の安さだけで選ぶのではなく、運用コストや教育コスト、将来的な拡張性まで含めて、長期的に投資対効果が見込めるかを判断することが重要です。
クラウド型RPAはブラウザ上で操作を自動化する仕組みのため、対応しているWebブラウザや、どこまでの操作が自動化できるのかを事前に確認することが重要です。
自社の利用環境と相性が悪い場合、処理が途中で止まったり、エラーが発生したりする可能性があります。
特に、次のような基本操作に対応しているかをチェックしておくと安心です。
| 自動化できる操作 |
詳細 |
| クリック操作 | ボタンやリンクを自動クリック |
| 入力操作 | フォームへの文字入力 |
| データ抽出 | Webページの表・テキスト情報を取得 |
| ファイル操作 | ファイルのダウンロードやCSVアップロード |
| 画面遷移 | 複数ページにまたがる処理 |
操作範囲を事前に確認しておくことで、導入後の想定外の制限やトラブルを避け、スムーズに運用を開始できます。
クラウド型RPAを選定する際は、非エンジニアでも扱える操作性があるかを必ず確認しましょう。
操作が難しいツールを選んでしまうと、現場に定着せず、全社展開が進まないまま導入が失敗に終わるケースも珍しくありません。
特に、次のようなポイントを満たしているかをチェックするとよいでしょう。
・ドラッグ&ドロップでシナリオ作成ができる
・標準テンプレートが用意されている
・エラー箇所が視覚的に分かる設計になっている
直感的に操作できるUIかどうかは、現場が主体となって運用できるかを左右する重要な要素です。
無料トライアルが用意されているツールであれば、実際に触って操作性を確認しておくことをおすすめします。
クラウド型RPAを選定する際は、他のクラウドサービスと連携できるかも重要なチェックポイントです。
RPAは単体では一部の作業しか自動化できませんが、外部サービスと連携することで、業務全体を一つのプロセスとして自動化できます。
たとえば、「問い合わせメールを受信 → 内容を自動でスプレッドシートに記録 → 担当者へチャット通知」といった一連の処理は、クラウド型RPAと外部サービスの連携機能を使うことで自動化することが可能です。
手作業による入力や転記を削減できるだけでなく、情報共有の抜け漏れ防止も期待できます。
複数のクラウドサービスとスムーズに連携できるRPAを選ぶことで、人が都度作業に介入しなくても仕事が進む業務フローを構築しやすくなります。
上記に加えて、ISMS(ISO 27001)やSOC2など第三者機関のセキュリティ認証を取得しているかどうかは、安心してツールを選ぶための重要な判断材料です。
クラウド型RPAが導入後に現場へ定着するかどうかは、サポート体制の充実度に大きく左右されます。
どれだけ機能が優れたツールでも、運用中に発生するトラブルや不明点を解決できなければ、活用が進まず十分な効果を得られない可能性があります。
そのため、導入前には次のようなサポート体制を確認しておくことが重要です。
■チャット・メール・電話など複数のサポート窓口があるか
■初期設定やシナリオ作成の支援があるか
■導入後のサポートや伴走支援があるか
RPAは導入がゴールではなく、運用を継続しながら改善を重ねることで、はじめて業務効率化の効果が表れます。
長期的に活用するためにも、サポート体制が整ったサービスを選びましょう。
クラウド型RPAに興味はあっても、「どの業務に活用できるのか分からない」、あるいは「社内提案で使える具体例がなく説得力に欠けてしまう」といった悩みを持つ方も少なくありません。
本章では、クラウド型RPAの活用事例を業務別に3つご紹介します。
実際の業務イメージを持ちながら読み進め、導入検討や社内提案の参考にしてください。
経理業務には、請求データの転記や請求書作成、経費精算の金額チェックなど、手作業で行うと時間がかかるうえにヒューマンエラーが発生しやすい業務が多くあります。
クラウド型RPAを導入すれば、Excelなどの管理シートから請求データを自動で取得し、そのまま請求書を作成するといった処理を自動化できます。
また、経費精算で発生する領収書の確認や手入力作業も、AI-OCRを使えば自動で読み取りとデータ登録が可能です。
なお、弊社では、高精度なAI-OCR製品の一つとして「DX Suite」を取り扱っており、経費精算や請求書処理などと相性が良いツールとしておすすめしています。AI-OCR製品を比較・検討される際の選択肢の一つとしてご参照ください。
詳しくはこちら
上記のような業務を自動化することで確認作業の負担を大幅に削減でき、経理担当者は経営に活用できる分析業務など、より付加価値の高い業務に時間を充てられるようになります。
人事部門では、勤怠データの集計や打刻漏れの確認など、毎月の締め処理に多くの時間がかかります。
打刻漏れや未承認データがあると給与計算に影響するため、担当者は一件ずつ確認する必要があり、負担が大きくなりがちです。
クラウド型RPAを導入すれば、勤怠管理システムからデータを自動で抽出し、打刻漏れがある社員へリマインドメールを自動送信することができます。
確認作業の手間を削減できるため、人事担当者は毎月の締め作業をスムーズに進められるだけでなく、人材戦略や社員フォローなど本来注力すべき業務に時間を割けるようになります。
営業部門では、日々の活動履歴や問い合わせ情報をCRM/SFAツールに登録し、案件管理を行います。
しかし、この入力作業は担当者ごとにばらつきが出やすく、更新漏れや記録忘れによって、正確な顧客情報の管理が難しくなるケースも少なくありません。
クラウド型RPAを活用すれば、問い合わせフォームから送信された顧客情報を自動で収集し、CRM/SFAツールへ自動登録することが可能です。
また、営業実績・受注率・案件ステータスといったデータを自動で集計し、定期的な営業レポートの作成も自動化できます。
データの一元管理が進むだけでなく、報告資料の作成にかかっていた工数を削減でき、営業戦略の立案や意思決定のスピード向上にもつながるでしょう。
担当者は煩雑な入力作業から解放され、提案準備や顧客フォローなど本来の営業活動に集中できるようになります。
クラウド型RPAを導入しようとしても、ツールの種類が多すぎて違いが分からないことや特徴や費用を比較したいが、調べる時間がないと感じている方は少なくありません。
本章では、主要なクラウド型RPAツール10選を厳選し、「特徴」「費用」「おすすめの企業」の3つの視点で比較します。
Microsoft Power Automateは、RPA機能を含む業務自動化プラットフォームであり、単なるRPAツールとは異なり、業務フロー全体の自動化を実現できる点が特徴です。
Microsoft 365との相性が非常に良く、Outlook・Teams・SharePointと連携した社内業務の効率化に強みがあります。
Power Automateには2つの使い方があります。
・Power Automate(クラウドフロー)
クラウド同士の連携が得意で、ファイルが SharePoint に追加されたら Teams に通知するといったクラウド業務の自動化を実現できます。
・Power Automate for desktop
Power Automate for desktopは、Excel操作やファイル整理、データ入力など、PC上で行う作業を自動化できるデスクトップ型RPA機能です。
Windowsにインストールして利用するタイプで、ローカル環境の業務を自動化したい場合に必要に応じて活用できます。
| ツール名 |
Microsoft Power Automate | Power Automate for desktop |
| 特徴 | Microsoft 365連携に強い業務自動化プラットフォーム | Windows操作自動化に対応したデスクトップ型RPA |
| 費用 |
・無料試用版(30日間無料) |
無料(Windows 11標準搭載) |
| このような企業におすすめ | Microsoft 365を使っており、承認・通知・ファイル連携を自動化したい企業 | まずは無料でRPAを試したい中小企業~大企業の現場担当者 |
※1 金額はMicrosoft公式サイトの税抜価格にもとづく税込目安です。詳細は弊社までお問い合わせください。
画像引用:Blue Prism株式会社(https://www.blueprism.com/japan/)
Blue Prismは、英国に本社を置くBlue Prism社によって開発されたエンタープライズ向けRPAプラットフォームです。
RPA市場の先駆者的存在として知られ、15年以上の歴史と世界規模の導入実績を持ちます。
特に、金融・製造・通信など高度なセキュリティや運用統制が求められる業界で広く採用されています。
| 特徴 | ・大規模運用・統制管理に強いエンタープライズ向けRPA ・世界的に導入実績あり |
| 費用 | 弊社までお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | ・全社標準でRPA基盤を構築したい企業 ・セキュリティ・運用管理を重視する企業 |
AUTORO(オートロ)は、API連携に強みを持つ国産のクラウド型RPAです。
各種SaaSやクラウドシステム、デスクトップアプリとも連携可能です。
標準で多数のAPI連携機能を搭載しているため、kintone® やSalesforce、Slackなど、すでに社内で利用しているクラウドサービスとも簡単に接続できます。
また、ブラウザ操作だけでなく、スクラッチ開発されたシステムやデスクトップアプリの自動化にも対応しており、現場の幅広い業務に合わせて自動化することが可能です。
さらに、即レス対応のチャットサポート付きで、導入後も安心して活用を続けられます。
| 特徴 | ・API連携が強いクラウドRPA ・ブラウザ・クラウド・デスクトップ自動化に対応 |
| 費用 |
Lite 50,000円/月 |
| このような企業におすすめ | ・SaaS連携やシステム間連携を重視する企業 ・自動化を広範囲で進めたい企業 |
画像引用:株式会社C-RISE(https://www.c-bot.pro/)
クラウドBOTは、ブラウザ上の自動操作に特化した国産クラウド型RPAです。
累計利用者数は7,000ユーザーを突破しており、幅広く導入されています。
クラウドサービスの国際セキュリティ基準であるISO/IEC 27017認証(SMSクラウドセキュリティ)を取得しているため、安全性を重視する企業でも安心して利用できます。
また、iPaaSとの連携に対応している点も大きな強みです。
Microsoft製品や kintone など、さまざまなクラウドサービスとつなげて、システム間連携を含む自動化が可能です。
| 特徴 | ・7,000ユーザー超の実績 ・ISO27017取得でセキュリティに強い ・iPaaS連携でクラウドサービス連携が可能 |
| 費用 | プランによって異なる 例:Liteプラン 月額 5,000円(税抜)/BOT実行可能 8時間/月 Basicプラン 月額 15,000円(税抜)/BOT実行可能 40時間/月 ※詳細はメーカーへお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | セキュリティを重視しつつ、クラウドサービス連携を使った自動化を進めたい企業 |
画像引用:株式会社Coopel(https://coopel.ai/)
Coopel(クーペル)は、1アカウントから導入できるため、小規模ではじめたい企業でも手軽にスタートできる点が特徴です。
クラウド型でありながら、ローカルPC上でもロボットを実行できるハイブリッド運用に対応しており、Web作業だけでなく社内システムを含む業務自動化にも活用できます。
また、チームで運用しやすい設計になっており、メンバーが作成したシナリオは共有・参照が可能です。
さらに部門ごとに専用プロジェクトを設定できるため、経理や人事など機密性の高い業務の自動化にも安心して利用できる点が魅力です。
| 特徴 | ・1アカウントから導入可能 ・クラウド+ローカル両対応 ・チーム運用しやすい |
| 費用 | ・初期費用0円〜 ・月間利用料 11,520円〜 (エントリープラン/請求書払い・12か月契約の場合) ※プランや支払い方法によって異なるため 詳細はメーカーへお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | ・小規模導入から始めたい企業 ・部門単位で業務自動化を進めたい企業 |
Automation 360は、Automation Anywhereが提供するクラウドネイティブ型RPAプラットフォームです。
最新のクラウドサービスからレガシーな社内システムまで幅広く対応しており、既存環境を変更することなく自動化を進めることができます。
セキュリティ面では、ISO/IEC 27001 や SOC 1&2 などの国際的なセキュリティ認証を取得しており、金融など高セキュリティが求められる分野でも採用実績があります。
| 特徴 |
・クラウドネイティブRPA ・最新〜レガシー環境対応 |
| 費用 | メーカーにお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | ・既存環境を変更することなく自動化を進めたい企業 |
UiPath Automation Cloud は、UiPath社が提供するクラウドベースのエンタープライズ向けRPAプラットフォームです。
サーバ構築や環境準備が不要で、クラウドアカウントにサインインするだけですぐに利用を開始できる手軽さが特徴です。
管理機能が充実しており、ライセンスの利用状況やロボットごとの稼働状況を可視化することもできます。
必要な分だけライセンスを増減できるため、スモールスタートから全社展開まで柔軟に対応できることが魅力です。
また、変更履歴を記録する監査ログなど、ガバナンス機能も備えており、コンプライアンス遵守や統制管理を重視する企業でも安心して導入できます。
| 特徴 | ・クラウドですぐに導入可能 ・管理・ガバナンス機能が充実 |
| 費用 | メーカーにお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | ・全社でRPAを統合管理したい企業 ・統制と可視化を重視する企業 |
BizteX cobitは、日本企業の業務環境に合わせて設計された国産クラウドRPAです。
インストール不要でブラウザから利用できるため、PC環境に依存せずすぐに使い始められる手軽さが特長です。
また、複数人での同時開発・同時実行に対応しているため、チームで業務自動化を推進しやすい点も評価されています。
さらに、導入後の定着支援として無償の個別レクチャーが用意されており、運用が続かないというRPA導入の失敗パターンを防ぎやすい仕組みが整っています。
| 特徴 | ・クラウド型でインストール不要 ・複数人の同時開発が可能 ・無償レクチャー付き |
| 費用 | メーカーにお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | ・チームでRPAを進めたい企業 ・導入後の教育・運用サポートを重視する企業 |
pengu(ペング)は、オムロン株式会社が提供する業務自動化プラットフォームです。
一般的なRPAがPC操作の自動化に特化しているのに対し、penguはRPA・ETL・OCRの3つの機能を1つに統合している点が大きな特徴です。
これにより、データの収集(OCR)→整形・加工(ETL)→システム入力や処理(RPA)までを一気通貫で自動化できます。
プログラミング知識は不要で、ノーコードでシナリオ作成が可能です。
さらに、専任SEによるマンツーマンの教育サポートが用意されており、導入しても使いこなせるか不安という企業でも安心して始められます。
| 特徴 |
・RPA + ETL + OCR 一体型 ・専任SEによるマンツーマンの教育サポート ・プログラミング知識は不要 |
| 費用 | メーカーにお問い合わせください |
| このような企業におすすめ | 専任SEによるマンツーマンの教育を受けながら業務を自動化したい企業 |
batton(バトン)は、誰でも簡単に使えることを重視した国産RPAツールです。
キーボード操作だけでロボット作成ができるシンプルなUIを採用しており、ITスキルに自信がない方でも扱いやすいのが特徴です。
さらに、1ライセンスで複数PCにインストール可能なため、部署をまたいだ自動化にも対応しやすい設計です。
また、導入支援から運用定着まで専任担当による手厚いカスタマーサポートが用意されているため、初めてRPAを導入する企業でも安心して利用を進めることができます。
| 特徴 | ・キーボード操作中心で直感的に使える。 ・1ライセンスで複数PC対応。 ・専任サポートが充実 |
| 費用 | 月額 148,000 円〜 |
| このような企業におすすめ | ・はじめてRPAを導入する企業 ・現場主導で自動化を進めたい企業 |
クラウド型RPAは手軽に導入できる一方で、セキュリティ要件を満たせないことや既存システムとの連携が難しいといった理由から、自社には合わないと感じる場合もあります。
本章では、課題を抱える企業に向けてクラウド型以外のRPAツールを3つご紹介します。
それぞれの特徴を理解することで、自社の環境や目的に適したツールを選択することが可能です。
WinActorはNTTグループが開発した国産のRPAツールで、8,500社以上※に導入されている実績があります。
プログラミング不要で、ドラッグ&ドロップ中心の操作でシナリオ作成が可能です。
1,000以上のシナリオテンプレートが無料提供されており、初めての企業でも導入を進めやすいのが特徴です。
OCRや会計システム、電子契約サービスなど外部サービスとも連携しやすく、日本語のマニュアル・サポートが充実しているため、国内企業の業務自動化に適したRPAとして幅広く活用されています。
| 特徴 | ・8,500社以上の導入実績 ・1,000以上のシナリオテンプレートが無料提供 ・外部サービスとも連携しやすい |
| 費用 |
・ノードロックライセンス ※詳細は弊社までお問い合わせください。 |
| このような方におすすめ |
・国産ツールの安心感や日本語でのサポート体制を重視する企業 |
※出典:NTTアドバンステクノロジ株式会社 RPAツールWinActorが生成AI連携機能を標準搭載 新ライセンス「AI連携ライセンス」を販売開始!~生成AI連携で業務自動化の領域を非定型業務へ拡大~
(https://www.ntt-at.co.jp/news/2025/detail/release250904.html)
Power Automate for desktopは、Microsoftが提供するデスクトップ型RPAで、PC上の作業を自動化できるツールです。
クリック操作やExcel入力、ファイル整理などの繰り返し作業を自動化できるため、事務作業の効率化に役立ちます。
Windows 11には標準搭載されており、追加費用なしで利用を始められる手軽さが大きな魅力です。
RPAを試してみたい企業や、業務効率化の第一歩として活用されています。
| 特徴 |
・Windows上の操作(クリック、入力、Excel処理、ファイル整理など)を自動化できる
|
| 費用 | 無料(Windows 11に標準搭載) |
| このような方におすすめ |
・コストをかけずにRPAを試したい企業 |
マクロマンは、完全無料で利用できる国産RPAツールです。
利用期間の制限やユーザー数の上限がなく、継続的に無料で使える点が大きな魅力です。
公式の学習コンテンツも提供されているため、初心者でも導入しやすく、企業だけでなく自治体や個人事業主での導入実績もあります。
まずはRPAを試してみたい組織にとって、負担なく始められるツールです。
| 特徴 | ・ツールは完全無料で利用可能 ・プログラミング不要で操作でき、学習コンテンツも充実 |
| 費用 | 無料(利用期間・ユーザー数の制限なし) |
| このような方におすすめ | ・無料でRPAを体験したい企業・自治体・個人事業主 ・初めてRPAを導入する組織 |
RPAの導入を検討していても、「実際にどのような効果が出るのだろうか?」「自社で使いこなせるか不安……」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
RPAは導入して終わりではなく、現場で継続して活用されることで真価を発揮します。
本章では、ヒューマンリソシアがお客様の課題解決をご支援した、クラウド型RPAの導入支援事例と、研修による内製化の成功事例をご紹介いたします。
大手総合商社の企業様では、Power Automateのライセンスが全社的に付与されているにもかかわらず、多くの社員の方が「使い方がわからない」という状態でした。
そこで、弊社にて、訪問およびオンラインで、合計50名様が参加される大規模なハンズオン形式の説明会を開催しました。
カリキュラムでは、テンプレートを使った簡単なフロー作成を実際に体験していただくことを重視し、
あわせて、「どのようなお悩みが解決できるのか」、具体的な業務効率化のイメージもお伝えしました。
その結果、説明会開催後は、Power Automateの利用ユーザーが着実に増加しています。
食品卸売業の企業様は、全社的な業務効率化を目指してMicrosoft 365 を導入されました。
しかし、専任の情報システム部門がなく、経営企画部の方々が手探りで推進しているため、なかなか社内に浸透しないという課題に直面していました。
そこで、 実際に企業様へ訪問させていただき、Power Automate(クラウドフロー)とPower Automate for desktop(デスクトップフロー)の両方を学べる、体系的なハンズオンセミナーを研修として開催しました。
基礎となる「Power Platformとは」「Power Automateとは」という概念の説明から、実践的なフロー作成の実習まで、対面形式で丁寧にレクチャーいたしました。
その結果、利用ユーザーが増加しただけでなく、各部署に専任のフロー開発者を育成することに成功し、RPA内製化の大きな一歩を踏み出すことにつながりました。
今回ご紹介したのは一例ですが、ヒューマンリソシアでは、お客様の具体的な課題やご状況に合わせて研修内容を柔軟にカスタマイズすることも可能です。
「まずは簡単な説明会から始めたい」「特定の内容に絞って深く学びたい」といったご要望がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
また、Power Automate for desktopを中心とした研修も提供しています。詳細については、以下のページで詳しくご紹介しています。あわせてご参照ください。
本記事では、クラウド型RPAの特徴やオンプレミス型との違い、メリット・デメリット、活用事例、選び方までを整理して解説しました。
RPAは単なる作業自動化の仕組みではなく、人手不足の解消や業務効率化、残業削減、働き方改革を実現するための重要な手段です。
しかし、自社に合わないツールを選んでしまうと、現場に定着しないまま運用が止まってしまい、導入が失敗に終わるケースも少なくありません。
重要なのは、自社の業務内容・IT環境・セキュリティ要件・運用体制を踏まえ、適切なRPAの種類を選び、運用まで見据えて導入することです。
改めて、本記事では以下のポイントをご紹介しました。
・クラウド型RPAは低コストかつ迅速に導入でき、IT専門家がいなくても運用しやすい
・自社に合うツールを選ぶための6つのポイント
・自動化したい業務内容や社内環境によっては、デスクトップ型やサーバー型が最適な場合もある
RPAを選定する際は、次の3つの軸で判断すると失敗しにくくなります。
・コスト:初期費用・月額費用・運用コストが自社の予算に見合っているか
・IT人材:運用を担える担当者が社内にいるか
・業務内容:自動化の対象がクラウド業務中心なのか、それとも社内システム中心なのか
たとえば、初めてRPAを導入する企業やスモールスタートを希望する企業には、運用負荷が少ないクラウド型RPAが適しています。
一方でセキュリティ要件が厳しい企業や基幹システム連携を重視する企業にはオンプレミス型が向いています。
RPAツールの特徴を理解することは業務効率化の第一歩ですが、重要なのは導入後に運用を定着させ、
継続して成果を出し続けることです。
そのためには、導入設計・教育体制・運用ルールの構築が欠かせません。
ヒューマンリソシアでは、RPAの導入から運用定着までを支援する伴走型のサポートを提供しています。
社内に運用できる人材がいないといった課題も、お気軽にご相談ください。
【よくあるご質問】
Q. クラウド型RPAとオンプレミス型RPAの違いは何ですか?
A: クラウド型は初期費用を抑えてスピーディーに導入できることが特徴で小規模導入や試験運用にも適しています。
A: 一方、オンプレミス型は自社サーバ上で運用するため、高度なセキュリティ要件に対応しやすく、細かなカスタマイズにも柔軟に対応できます。
Q. クラウド型RPAを導入するメリットは何ですか?
A: クラウド型RPAは、月額のサブスクリプション方式で利用できるため、初期費用を抑えて導入できます。
A: サーバ型のようにハードウェアの購入や構築が不要で、必要なのはインターネット環境とPCだけです。
Q. クラウド型RPAはリモートワーク(在宅勤務)でも利用できますか?
A: インターネット環境があればオフィスはもちろん、自宅や外出先からでもアクセス可能なため、リモートワークにも対応しやすい運用方式です。
A: クラウド型RPAは、基本的な設定・管理をWebブラウザ上から行えるため、場所や端末を問わずアクセスしやすいのが特徴です。
Q. クラウド型RPAのデメリットや注意点はありますか?
A: クラウド型RPAは、外部のクラウドサーバ上でデータを処理する仕組みのため、セキュリティ対策は提供会社の運用ポリシーに依存します。
A: オンプレミス型のように、自社の業務フローに合わせてRPAツールそのものをカスタマイズしたり、機能を拡張したりすることは難しい場合があります。
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出典:WinActorの公式Webサイト(https://winactor.biz/)をもとに作成
出典:いちばんやさしいRPAの教本 人気講師が教える現場のための業務自動化ノウハウ(インプレス出版)もとに作成