RPA(WinActor)導入事例

WinActor導入事例/“人材育成を意識した”RPA導入の取り組み(カンロ株式会社)

作成者: ヒューマンリソシア株式会社|2022/11/15 1:47:50 Z

──まずは課題と対策を明確化。効率化を実現した業務の選定・標準化のプロセスとは。

  

  カンロ株式会社 様


「カンロ飴」をはじめ、キャンディやグミなど「糖を基盤とした事業」を展開。「糖から未来をつくる。」の英語版メッセージである、“Sweeten the Future心がひとつぶ、大きくなる。”を企業パーパスとし、素材の力と機能を追求した商品・サービスを提供することで人と社会の持続可能な未来に貢献する企業を目指して活動しています。

 

ッションは「仕事の仕方・質・スピードの改革」


――RPAに取り組んだきっかけや導入の背景を教えてください。

中野氏 変化の著しい経営環境の下、多様化するニーズに応え、
「キャンディNo.1企業に相応しい強固な経営基盤を構築する」を
方針に2019年1月に業務改革推進室が設置されました。
当時、IT業界で「2025年の崖」や「DX」などのワードが騒がれて
いて、やはりIT活用がポイントと考え、IT関連の展示会に行き、
パンフレットをたくさん持ち帰りました。

「仕事の仕方・質・スピードの改革」をミッションとして、社内で
・業務棚卸
・残業分析
・現場へのヒアリング
などを実施し、改革の目標を立てました。

システムソリューション本部
業務改革推進室 係長
中野 有希子氏

業務の課題、特に部門間の壁や転記・二重入力なども散見され、残業や改善意欲などの意識の課題やシステム自体の課題もあると感じました。その対策として、基幹システムの見直しやIoT、RPA導入は必須ではないかと考えました。

 

――WinActorを導入したご理由などあれば教えてください。

中野氏 まずは「自らやってみよう」ということで、RPAの無料トライアルを申込みました。
RPAにはシステム部門主導か現場主導の2タイプあると思っています。システム部門も業務部門も多忙ですので「導入のしやすさ」が重要でした。RPAの展開イメージとしてはシステム部門で推進組織をつくり、現場主導でロボットを開発していく体制としました。トライアルからスタートしましたが、最終的に「導入しやすい」と定評があるWinActorを選びました。

ベンダー様選びでは、何社か提案をいただきましたがサポート体制がポイントとなり、結果「総合力」が決め手でヒューマンリソシア様に決まりました。導入が決まれば長いお付き合いにもなりますし「パートナー選び」と言う気持ちが大きかったです。