──大切にしている信念が業務改善へと導いた

株式会社秋田屋様
名古屋市に本社を置く、安政2年創業、166年の歴史とともに歩む、お酒の専門商社。他社では手に入らない商品を数多く取り揃え、取り扱いアイテム数は約30,000点。卸の仕事だけでなく、お酒の文化の啓蒙活動にも積極的に取り組み、お酒の美味しさ、楽しさ、素晴らしさを届ける伝道師として、時代に合わせて絶えず変革し続けています。 |

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受注処理の業務改善を目指して
――今回、AI-OCR(DX Suite)を導入したきっかけや、理由を教えてください。
小川氏 まず、2,300件ほどの一般酒販店様からの受注処理時間を「いかに改善するか」が非常に課題となっておりました。現状弊社の受注形態はオンラインが50%と一番多いのですが、FAX受注と電話受注がまだ半分存在し、その中の35%を占めるFAX注文に関する業務効率化、改善を目指したいということで、AI-OCRのDX Suiteを導入しました。

社内業務の効果性を徹底的に確認
――DX Suite 導入の進め方や、社内での活動を教えてください。
小川氏 まずは、社内業務を徹底的に検証し、効果性を確認しました。導入の効果を発揮できる業務内容は何かというところで、FAX受注と、買掛照合、この部分の現状業務の中身をしっかり確認し、調査しました。その検証をした結果、読み込みのパーセンテージが90%以上だったということもあり、テスト導入をさせていただきました。
それと同時に、このDX Suiteを入れたときに業務がどのように変わるのか、というのを事前にしっかり確認し、実際の作業者と打ち合わせを行いました。その結果これは良いということを確信し、基幹システムへ取り込みを行うシステム開発も進めました。
――弊社から、検証サービスをご提供させていただきましたが、ご活用に関して有用な情報になりましたか。
小川氏 はい。いろいろなパターンのFAXフォーマットで検証していただき、90%以上という結果だったため、これなら導入して大丈夫だ、ということを確信しました。
